前々から考えていた、エアーを使った離型をやってみることにします。

もともと、ディップ成形は、キャップのゴム成型なんかで使われていて、その際使われるのがエアを使った離型です。

300℃くらいのカマの中にアルミの金型を入れ、温め、カタの温度が180℃くらいになったところで、水性シリコンの離型剤に付けます。

使われるシリコンは、信越のFZという離型剤で、これを水で10倍希釈し、使います。

カタをシリコン離型剤の中に入れると、ジュッとなって、カタの周りに離型剤が付きます。

その状態で、再びカマの中に入れ、アルミの温度を180℃程度まで温め、それをゾルの中に投入。

引き抜くと、カタの周りに塩ビが成形され、それを再びカマの中に入れて後乾燥。

硬化後に、エアを使ってキャップから塩ビを離型します。

結構、抜くのがキツイものもあるようで、それは、抜きやすい型の形を考えて作るようで、そういった技術は、「無理抜き」といわれております。

これなんかが無理抜きの成形品です。

これをフロッグに応用できないかと思っておりまして、ただ、形がカタチなだけに、あきらめていましたが、一度もやっていないので、今回初挑戦w

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テスト用に成形。ちんまいほうが抜きやすいので、ヒバリjrの黒。

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コンプレッサのエアガンを使って抜いてみます!

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この状態で全開でエアを出したら、エアの勢い強すぎて、うまいこと皮のスキマに入らず。

レギュレーターで絞るもダメ。

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全くダメなので、ニッパで穴を広げて再挑戦。

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穴の大きさはこんくらい。私的にはアウト。穴が大きいと、チューニングがやりにくい(シーラーが落ちるのと、シーリングで、穴のエッジが硬くなって、反発大きくなって凹み方が不自然になるため)、ので、穴は小さいほうがいいと思います。

で、コチラ、エア抜きの様子。エアが最後の凸のカタの裏側まで行かなくて、手前が膨らむばかり。
執拗にガン当ててると、カタにキズ逝ってどんどん削れて行きます。

ダメこれ、エア抜き失敗。