①サイズについて
これは、中国ボロベアリングはよくあるのですが、例えば、4-7-2.5のハンドルノブベアリングを例にすると、

他にも、あるベアリングは軽く入るというか、スカスカガタガタなのに、あるベアリングは、キッツキツで、一度入れたら出てこない。あるベアリングは内径小さすぎで入らない

って感じです。

あるとき頼んだら、
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グリス抜きの回転のいいものが来たり・・・とはいえ、これはこれでガタガタでノイズとブレがやばかったりします。

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同じ業者から仕入れたら、同じものではなく、グリスベタベタのモノが届いたり・・・・

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これははいるけども、

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何個かに1個は、キツイというか、入らないものがあったり・・・

日本の国産メーカーではまずありえないのですが、

中国ノンブランド品なんかは、よくあるのです。

それはどうしてかというと、ベアリングの規格を守れるだけの技術力がないためです。

これは、ベアリングの精度等級というものがかかわっており、日本の工業規格でいうと、JISのT0級というグレードがあり、市場に出回っているベアリングは、ほぼすべてがJISのT0級です。この上は、T5級といわれるグレードで、これは航空機産業とかに行くらしく、そこらのベアリング問屋には下ろされないシロモノです。

では、T0級というのはどんな規格かというと、Jテクトから拝借しましたがコレです。

t0
例を挙げて、DDL740ZZハンドルノブベアリングでたとえると、内径、外径共に、T0級は、公差が-0.008~0.000です。

つまり、
内径3.992~4.000
外径6.992~7.000
というサイズ公差のもとに作られています。

1こ上のT5級の場合は、
内径3.995~4.000
外径6.995~7.000
といった感じ。

つまりベアリングの製造メーカーは、1/1000mmの精度をもってモノづくりをしているってわけです。

このT0級の公差をもとにして、そのベアリングを使う機械メーカーは部品を作ります。

たとえば、シマノやダイワならノブシャフトは最大値3.994くらいを狙って作るわけです。

ここで、1ミクロンの精度を守る能力のない中国ボロ工場が作ったベアリングを仕入れたら、

公差が合わなくて入らない。もしくはスカスカ。

ってことが起こるわけです。

これはサイズに関してですが、回転性能、ブレ、ガタ、すべてJISのT0級の規格があるわけで、この基準を満たせない中国工場のベアリングは

ボロイ

と、こうなるわけです。

これがノンブランドがボロといわれるゆえんです。